湘南国際マラソン参戦備忘録(初のDNF) 11月3日

午前5時起床。朝食をとり、腰、膝、足首にテーピングし、前の日に準備していたウェアに着替え、その上から薄いウインドブレーカーの上下を着込んで、6時25分に自転車で出発。
駐輪場に駐車したら、バイク(自動二輪)も十数台駐車してある。確かバイクで会場入りしたら、失格の対象になるんじゃなかったっけ?(「送迎を含め、車、オートバイでの来場はできません。駐車場はございません」とパンフに明記してあるけど)
ま、とにかく7時半までには、会場内ウォータースライダーの下の敷地に到着し、餅を3個食いながら、OS-1を飲む。そのタイミングで筍矢の女将さんに偶然出会う。その脇には、たまたま出会って仲良くなったという、四万十100kmを完走した30代女性ランナーが。
四万十同志で奇遇だということで紹介される(笑)。挨拶後、荷物を預けるために、荷物置き場に行く途中で、すし善さんに会う。お、今日はすし善ACのTシャツの紺色バージョンか。
8時になったので、A,Bグループの集合場所に移動して、ウォーミングアップ後、トイレに行き、Bブロックの列に並んで、VESPAしゃばしゃばを投入。

スタート地点まで50mくらいの、徳光さんの話もはっきり聞こえる位置だ。河野実行委員長の発言は前に書いた通り。立ちション=失格の素晴らしいものだった。はるな愛は、声が男バージョンだった。ワイナイナは、「早く走っても、ゆっくり走ってもマラソンです。楽しみましょう。」と意味深いコメントを発していたっけ。

9時、スタートと同時に、白煙が立ち上った。おお、触れると冷たい霧じゃん。

スタート時点で、けっこう暑かったので、ちょいとうれしかった。
さてと。最初の5kmはキロ5分半のペースでウォームアップするつもりが、しっかり走らないとキロ5分40秒台にすぐ落ちてしまう。ん? 脚が重いぞ〜
ま、とにかく10km地点までは、なんとかキロ5分20〜30秒ペースでゆっくり入り、最初のBCAA(Freedom)を補給。ギアを一つ上げて、それ以降はキロ5分10秒台で走る。
約12km地点(我が家からの最短箇所)で、家内とすし善の女将さん、エンゾさんの奥さんの声援をハイタッチで受ける。まだなんとか走れている。
約15km地点で、MY☆STARの旗のもと、美女軍団の声援を受ける! っていうか、こっちからカメラをむけてパチリ♪

岩本さんの著書にもあるように、15km地点で今日の調子を確かめてみる。うん、今日はなんかダメだ。なので、キロ12秒ずつ落としてみて、これならイケつというペースを探ってみる。
げ。なんと四万十ペースのキロ6分半なら、苦しくなく走れる! い、いかん、こんなのは練習にもならないし、これ以上スピードが上げられないのなら、リタイヤしよう。太腿がけっこうパンパンになってきたし。
ということを思いながらも、復路のMY☆STAR応援団にそのことを伝えなくっちゃと、四万十ペースで走る。当然、どんどん抜かれる。
約23km地点で応援団に遭遇。無理しちゃダメとやさしく忠告される。


改めて、100kmのダメージをなめていたとひしひしと感じた。やっぱり先達の経験談に基づく通り、一ヶ月はダメージが抜けないというのは、真実なんだな。たとえ、VENEXとL-グルタミンの力を十分に借りたにしても、やっぱり60近いカラダにとっては、回復できていなかったんだな。

約25km地点で、妻達にリタイヤすることを告げ、どこでバスに収容されるかを考えながら、キロ6分半のペースで走り続ける。このペースなら、太腿も痛くなく走り続けられるな。
でも今度は、左足の中指あたりが痛み始める。う〜ん、水ぶくれっぽい痛みだな。ということで、28kmの給水所で補給してからは、歩き始めた。そうだ、大磯に入る花水川に、コンビニがあったな。あそこでビール買って飲んで、バスを待とうと決断する。
途中で富士山がぼやけながらも見えた。

でも、このヘンを走っているランナーには見えていないかも知れないな。
2km近く、とぼとぼと歩いて(走れるんだけど時間稼ぐために)、コンビニに到着。けど、ここは酒を扱っていないコンビニだった! が〜ん! 仕方なくコーヒー牛乳とコークを買って、しばしコンビニ前でランナーを応援。そこで筍矢の女将さんが走り過ぎるのを目撃。うん、いいフォームで走れてるじゃん。これは完走できるな。しばらくしたら、5時間のペースメーカーが通り過ぎていった。
結局、西湘バイパスに乗る前の交差点で、係りの人にリタイアする旨を伝え、国道1号線方面へコースアウト。ゼッケンを付けたまま国道沿いを歩く姿は、結構みなさんに興味を持たれたようで、しっかりジロジロ見られながら、大磯プリンスまで歩いて戻ったのだった。
大磯駅前からプリンスホテル行きのバスに乗ればよかったけど、思いつかなかった。結局33kmでDNF)
会場に戻って、荷物を受け取り、上だけ着替えて歩いている時に、筍矢の女将さんと会った。手にプラパック入りの焼そばとビールを持っているのを見て、初フルの直後に焼そば食えてビールを欲しがる「胃」があるなら大丈夫だな、と完走おめでとうを言って別れた。さすがに最後は歩きも入って、5時間15分くらいかかったらしいが、たいしたもんだ。
自転車で帰る途中、そうだ、山田さんが平塚駅北口のBQバールで打ち上げをやるんだと思ったけど、まだ15時だったので、申し訳ないけどスルーして茅ヶ崎へ戻ってしまった。
後日談で、前述の四万十を走って湘南に挑戦した女性も、28km地点で潔くリタイヤしたことを知る。これからは、ウルトラの後は最低一ヶ月はレースを入れないようにしなくっちゃ。(今回は、湘南国際のエントリーの確定の方が先で、四万十の抽選を待っていたという経緯です)
今日の走り33.3km 月間走行距離=36.0km.
にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ
 ↑ 何かを感じてもらえたらクリックよろしくお願いします。気軽にコメントも残していただけるとうれしいです。