鏑木毅と行く! 伊豆トレイルランニングの旅 2日目 12月2日

主催者であるJTBの長島さんの計らいで、夕食後の二次会の宴席も盛り上がる。鏑木さんや、総合プロデューサーの千葉さんに、いろいろ疑問点をぶつけてみたり、単に無駄話をしたりして。やっぱり、トレイルランナーは、ロードランナーに比べて、飲んべえが多くてうれしいな〜。深夜0時ごろお開きになったろうか?
翌日は6時起きということで、我々3名はそれぞれに目覚ましをセットして就寝。で、6時ピッタリに、それぞれのiPhoneの目覚まし音が一斉に鳴り出して、すぐ起きれた(笑)。
夜が空けるのを待って、庭に出てみる。



庭から、我々の部屋を写す。

朝食。こんなに食えるかいっ!というほどの、品数で。

いったい、何品あるんじゃい?
とりあえず、こちらが。。。

左上から出汁巻き卵、右回りに筑前煮、もずく酢、湯葉の刺身、卵の左手前は新鮮なサラダ、それを食べるために真ん中の大根おろし&ビネガー系ドレッシング、手前は茄子焼きとはんぺん系の食材。その手前に鯵の干物。

朝食のメインは、火種で暖められている豆腐。薬味に鰹節、生姜、葱、に、ポン酢醤油が右手前。カラダにやさしい朝食だなぁ〜。ホントは、この朝食でビールを飲んで、これからもう一風呂浴びて、ゆったりしたいな〜と思ったが、我慢してご飯を大盛りお替わりと、シジミの味噌汁で、がっつり完食。ごちそうさま。 
館内の上から玄関先を写す。

二つの川が落ち合う場所ということでの落合楼というらしい。

出発時に玄関前で集合写真撮影!

これ撮るだけで5分はかかったかな。ほとんどの人のデジカメを旅館の人が預かっての何十枚もの記念撮影だったから。
旅館から、バスに乗って、天城ゆうゆうの森入口から二本杉峠まで、コース以外のルートを走る。

二本杉峠に到着! ここが旧天城越峠であり、昔メインだった三島と下田をつなぐ下田街道のルートらしい。松崎新港のスタート地点から約30km地点。

この画面でいうと、右手前から走ってきて、左手側に走り抜けるのが、正式ルートらしい。

ここからは、とりあえず猫越峠(ねっことうげ)を目指すのだ。


滑沢峠。猫越岳まであと6.8km。



雲海に浮かび上がる山々


三蓋山(みかさやま)征服!1013m


猫越岳まで、あと4キロだ!


つげ峠を越えると、こんな景色が。

この辺りのトレイルは、ふかふかではなくて、細かい尖った石まじり。

こんな橋もいくつかある。渡るのがちょっと楽しい。

猫越峠を通過して、

こんな階段を登って行くと。。。
ついに、猫越岳に到着! 1034.7m 本コースでの最高標高地点。

オブジェのような木々があって

山頂付近に池があって。(ここは本ルートから30mくらい左に入ったところにある)


しばらく行くと視界が開ける。海が見おろせる。

遠くに海を見ながらトレイルを走れるところって、伊豆ならでは! まぁ鎌倉アルプスでも六国見山等から海は見えるけど、たかだか標高150m弱だからね。スケールが違う! 三浦半島縦断でもほとんど海は見られないし!

山々だって、見おろせちゃうし。

展望台もあったけど、本番レースではじっくり楽しめるかな?

こんなメルヘンチックな木々のトンネルルートだとか、

階段チックな緩い登りを行くと、

後藤山に到着〜 994m。
これからは下り基調。熊笹で挟まれたダブルトラックは、見晴らしがいいので気持ちいいけど、風がもろに吹き付けるので、要注意。

仁科峠の展望台。


展望台からの眺め。いいないいな〜



あのバスがいるところまで、一気に走り降りるのだ〜気持ちいい〜〜

仁科峠に到着!!

車道にはこんな標識が。

道路の脇から、登り始めます。

吹きっさらしの道を走る走る。


風早峠に。あいかわらず周囲の眺望が開けていて、気持ちいい〜

こんな、日本じゃないみたいなトレイルが続くんだよ〜(鏑木さん曰く、こんなにオープンで眺望がいいのは、サンフランシスコの××トレイルみたいなんだよね〜)
とにかく、最初の半分と、後半の半分とでは風景が全く異なる別トレイルになるのが、このコースの最大の魅力だな。これは是が非でも後半のトレイルを走らないと、伊豆の魅力が解らない!

宇久須峠まであと620m。こういう標識に少し安心したりして。
こんなオープンエアーでステキなトレイルが続く〜

宇久須峠に到着したよ〜♪ 


次に目指すのは土肥峠! さあ、こい!

苦手な階段下りもあるけど〜

なんとか土肥峠に〜

なんとそこには、我々遅い組を心配して待ってくれていた鏑木さんが! 雑談を交わしながら、引っぱっていってもらう〜というか、雑談に参加するためには、鏑木さんの走りのスピードについて行かなくっちゃならない〜で、すぐ後ろを走らせてもらうので、鏑木さんのステップを目に焼き付けながら〜。


次には、鏑木さんがボクのすぐ後を1kmくらい走って、ボクの走行を色々チェックしてくれている〜 汗汗〜 でも鏑木さんの評価は、「ラグビーやってらっしゃったからか、体幹がしっかりしているんで、走りが安定してますよ。このままでいいです!」って。うれし〜〜〜っ!
なんやかやと、ゼイゼイ走っているうちに南無妙峠に。

棚場山も過ぎて


こんな倒木も乗り越えて
道路もまたいで

なんとか船原峠!

ここからは、土肥の駐車場(太平洋展望台)を目指す! 昼飯の温かいケータリングカーが待っていてくれるから!! ここにきてのロードの登りは、気分的にしんどいけど。。。

ん? 鏑木さん、何をチェックしているのかな? 伽藍山?


めし、めし、めし、暖かいめし〜〜!で、ひたすら(ゆっくりだけど)走って登る〜

見えたぁ〜、ケータリングカーだぁ〜〜〜

みんな早く着いたもの順に並んでいる〜 でも、メインの軍鶏肉の親子丼を作るガスサーバーが二つしかないので、時間がかかる〜〜 並んでいる間に、暖かいポタージュスープをお替わりしてしまった(笑)だって、寒いんだもん〜

軍鶏肉はいっぱいあるから安心だけど〜

じゃぁ〜〜ん! 寒い中での、暖かいケータリングの昼食! 暖かい食べ物だけでサイコーなのに、この軍鶏の親子丼ときたら、まいう〜〜! ポタージュスープも、パスタサラダもボリュームがあって、こんなに食べていいのかよ、まだ走るんだぜ〜という幸せ感。熱いお茶に、ブルーベリーヨーグルトまで。暖かいバスの中でいただきました。



小雨まじりの天気で、予定より1時間半遅れのスケジュールだから、主催者側の協議。予定通り修善寺のゴールまで走るのは無理だと判断して、だるま山高原レストハウスをゴールとして、あと7kmくらいを希望者だけで走り出す。(バス内で待機した人は3人だったかな?)
この辺りから、小雨がみぞれに変わり始める。うう、寒い〜

伽藍山に到着。先を急ごう〜寒い。
この時の格好は、上はファイントラックの半袖インナーに長袖シャツ、その上にパーサライトの防水ヤッケ。インナーの上に腰のサポーター(腹巻き風で暖かい)。下はハーフパンツに、ニーサポーター、ゲイター。その上からパーサライトのオーバーパンツ。指切りのニット手袋。(←鏑木さんに、指切りはダメ出しくらう)シューズはノースフェイスのシングルトラック ハヤサ、ソックスはR&Lのメリノウール(TRR-30G)。
背負ったキリアンザックには、水1リットル、ユニクロのダウン、ハンドライト、ヘッドライト、iPhonePENTAX防水Optio(カメラ)、行動食(soy-joyなど多数)

一旦ロードに出てから、またトレイルに入る



古稀山に到着。920m。あいかわらず、眺望は素晴らしい!



達磨山をめざすのだ〜

熊笹の道を、進む、進む〜(もう、ちょっとの登りだと歩いちゃう)

やったぁ〜、達磨山だ!

こんなに見晴らしのいいトレイルが続くんだよ〜





いったん道路に出るけど、

すぐまたトレイルに

小達磨山!

まだまだ素晴らしい眺望は続く〜

素晴らしいトレイルも〜

また道路に出て、だるま山高原レストハウスを目指す。

道路を横切って、細い舗装路を走る

しばらくはこんなロードだが、

なんと、超極上の芝の幅広トレイルになっちゃうんだよぉ〜〜〜
(これは防火のために確保した幅広道らしい)
とにかくこれは、ほんとに声を上げちゃうほど気持ちいいトレイルだ。脚の疲れなんか吹っ飛んじゃうくらいに、はしゃいじゃえるよ〜〜


みぞれの中、はしゃぎながら、スピード上げたら、前の人に追いついちゃって。

だるま山高原レストハウスに到着〜


鏑木さんが参加女性軍と記念写真をパチリ!

ツアー予定に比べれば、10kmショートだけど、今日はここがゴール。バスに乗って、修善寺に向かう。ここからは、ロードも走りながら、修善寺のゴールまで下って行くルートらしい。あまり早すぎず、日が暮れてからゴールすると、修善寺の街灯りがとっても綺麗に見えるらしいよ。
太平洋展望台まで制限時間内にクリアできれば、そこから先は下りメインなので、ゴールできる可能性は高いとのこと。また、総合プロデューサーの千葉さんの話によれば、制限時間を2時間延ばして16時間にできないかと検討中らしい。う〜、ぜひそうしてほしいなぁ〜。
後半の30kmと前半の9kmを試走した感じでは、やっぱり制限時間14時間というのは、自分にとって厳しい縛りだと感じた。確かにハセツネに比べれば、累積標高4200mで走行距離70kmとそんなに変わらないのに、制限時間が、ハセツネ24時間→伊豆14時間と10時間も厳しくなっているけど、ハセツネほどアップダウンが激しくないとの鏑木さん解説。
累積標高は同じくらいでも、ゆるやかにアップゆるやかにダウンという、ランナーに優しいトレイルではある。後半の眺望も素晴らしい。鏑木氏によれば、米国カリフォルニア、サンフランシスコの郊外のトレイルに似た、日本とは思えないトレイル風景が楽しめるとのことだが、まさにその通り!
この気持ちよさは、実際に走ってみないと解らないとおもうな〜。走った当日、みぞれだったのにもかかわらず、こう感じてしまったのが、どんなにか素晴らしいトレイルであったかの証であろう。

バスに乗って修善寺の街に。

共同浴場に入って、疲れをいやし、修善寺駅から三島経由で茅ヶ崎に戻ったのだった。
いやぁ〜、大満足のツアーで充実感満杯。JTBの長島さん、ありがとうございました。
鏑木さんも千葉さんにも、感謝、感謝。本番に向けて、盛り上げて行くことを誓います。&トレーニングして完走するぞぉ〜〜〜
本日のラン30.0km 月間走行距離=49.0km。
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