今朝も富士山がくっきりの湘南地方 10月28日

寝坊したので、朝ランは8kmの短めを、レースペースよりやや早いミドル走? キロ5分10秒前後で、ラストだけ追い込んでキロ4分40秒台でフィニッシュ。
うんうん、調子はいいぞ。半分くらい雪化粧した富士山も、今日もくっきり見えたから。
湘南国際で走る134号線の細かな修繕工事が行われているけど、これは箱根駅伝に向けてだろうな。
今日の走り8.4km 月間走行距離=245km。
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会社の帰りに地元ですし善に寄る。朝ランのクールダウン時に若旦那と一緒だったし、活きている蝦蛄(しゃこ)が入荷したとHPにアップされていたので、それだけつまんでの軽い寄り道としようと。
ところが、またもや先客でエンゾ夫妻が。こうまで同じ店で一緒になるとお互い笑っちゃうしかない。
とりあえず蝦蛄を注文。
こんな発泡スチロールの生簀だけど、ちゃんと空気注入装置が付いているんだ、ふうん。

けっこう、デカい活きのいい蝦蛄だ。こいつを(残酷にも)ボイルして、山葵醤油でいただく前に、合掌して「いただきます」と。

ボイルされた御姿は写真なしだけど、やっぱり美味いわい!
ここでエンゾさんが持ち込んだ古酒がカウンターに登場。

ワインの世界では、自分の生まれた年にできたワインを飲むことが(その年代物のワインが高価だということもあって)ステイタスの一つになっているようだが、日本酒の40年モノなんて、聞いたことないぞ。
とにかく「老琥珀(ラオコハク)」と名づけられたその日本酒は、エンゾさんが生まれた昭和44年(1969年=アポロ11号が月に着陸した年)に筑後の地酒屋で造られ、白い磁器に詰められたのである。
そんな貴重な古酒を太っ腹なエンゾさんのご好意により一杯だけいただけることになり。すし善の若旦那が用意してくれた錫製の細身の容器に注ぎ入れるとき、その濃い琥珀色の液体が正体を現した。
匂いを嗅ぐと一瞬紹興酒のような香りがした。口に含むと、それは日本酒でも洋酒でも、ましてや中国酒でもない、まろやかで重厚な今まで味わったことのない種類の酒の味がした。
う〜ん、これは本当に凄く美味い酒だ。重厚な味なのに、重さが舌に残らない。いくらでも飲めそうな口当たりの良さ。でも、度数が33度もあるので、すぐ酔っ払いそうだけど、気持ちよく酔えそうだな。
(ネットで調べたら、都内の古酒屋でグラス一杯2625円で売られていた)
ところで、この店は鮨屋なのに「テッド ド モアンヌ ド モンテーニュ」という標高1000m以上の場所でつくられた特別のテッド ド モアンヌ(「修道僧の頭」という名の秋冬限定のスイスチーズ)がある。
このチーズを、ジロールという専用の削り器に固定して、くるくる回転させながら薄くスライスしていくと、ふわふわなフリルのような形状になる。これを口に含むと超絶品で、日本酒にも当然合ってしまうのだ。すし善は、これを突き出しにすることもある、とんでもなく素晴らしい鮨屋だ(笑)
で、エンゾさんの発想で、しめ鯖の上にこのテッド ド モアンヌを置いて、一緒にぱくりと口にしたら、あなた、これが想像以上のベストマッチ!
一瞬、しめ鯖とチーズの味と香りが、ふわぁ〜っと口の中で広がるが、その二者が重なった味覚がきゅ〜〜っと一点に集約されて新しい味に変化していく様が楽しめる。
今宵は、エンゾさんのおかげで、二つの「凄い味」に出会うことができた。エンゾさん、ありがとう。湘南国際マラソンで、見事サブ4を達成した暁には、自転車を正式発注しに行くからね〜♪
と、ちょっと寄ったつもりが22時過ぎまで飲んじゃったものだから、家への帰り道でもう一軒ハレルヤに寄ってシメを食べる。(考えてみたら、すし善では蝦蛄2匹としめ鯖一貫とチーズしか食べていなかった! すし善さんごめんなさい)
ハレルヤは、次男・風が17才のときから、もう10年間もお世話になっている店で、ちょうど店に風の友達がいたので、しばらく一緒に飲んで一杯だけ奢ってやった(笑)
というわけで、午前様になっちゃいました。やれやれ。