第28回 三浦国際市民マラソン・救護ランナーの記録 3月7日

5時半起床。おにぎり3個食べて、夕べのうちから準備してあったウェアを身に着けて行く。まずは、カラダにワセリンを塗りたくって。防水効果以外に保温効果も高いんだよ、これ。
昨日の走りで靴づれが出来たので、シューズは履き慣れたadidasアディゼロcs、ソックスは水はけのよいx-socksの黒バージョン。下半身はcw-xのレボリューション。上半身は雨の日用のメッシュのスリーブレスにTop Gearのショッキングピンクの長袖Tシャツ。その上にモンベルのウィンドブレイカーを着て、ゼッケンはウィンドブレイカーの上に装着した。帽子は赤いNBに防水スプレーを吹き付けて、ひさしの部分に絆創膏で十字マークを!
雨の日なので、会場では上着を脱ぐだけでいいように、家から着込む。その上は、ユニクロのダウン擬き、asicsのオーバーパンツ、シューズだけはゴアテックスのトレラン用シューズで。
家を出たのは、6時40分。茅ヶ崎駅から大船までは東海道線、大船から横須賀線に乗り換えて久里浜まで。徒歩5分の京急久里浜から三浦海岸駅に着いたのが、8時20分頃だった。
とりあえず、男子更衣所のある場所に進む、が、入口付近で建物に入るための行列。冷たい雨は降り続いている。小学校の体育館が男子更衣所で、その中に土足で入れるのはありがたかった。中で上着を脱ぎ、シューズを履き替え、荷物を適当な場所に置いて外に出る。(このアバウトさが地方大会の良さでもある)
が、集合場所の少し手前まできて、眼鏡をスポーツグラスに替えるのと、デジカメを持参するのを忘れたことに気がつく。あちゃ〜。走って引き返す。
海に出る前の交差点

ようやくスタートラインに。1時間50分〜1時間59分の後方に並ぶ。う〜さむい〜 でも、案の定、雨具無しでランニングにランパン姿のおじいちゃんランナーがいて、こっちが見ていて震えてしまうのだった。

後方にもずら〜りの人

スタート同時に花火が打ち上げられたので、お、スタートしたな、とわかる。

記録証によると、3分20秒くらいのスタートロス。さぁ、救護ランナーの仕事の始まりだ。

走りながら、前後左右のランナーの様子に目を配る。後ろにも目を配ったのは最初だけだったけどね。(道が狭いので選手密度が濃くって、キロ6分半のLSDペースが2kmまで続く)

ハーフはここを山側に右折して三浦霊園の坂に向かう。10kmは直進して海沿いを走る。

大根畑の脇を走り抜ける。

霊園の中の公衆トイレに、たまらず立ち寄る人多し。これだけ寒いと予想以上に近くなるもんだ。

名物の風車を遠くに見ながら〜たしかこの辺りで牝豹2匹を追い越す。

城ヶ島大橋料金所に向かう

ヨットハーバーを橋から見下ろす

城ヶ島への橋の上

ループ状の下り坂を過ぎると、笑顔のボランティア女性が給水してくれる!彼女らの白いゴム長が、キュート!

ちょっと先に折り返し地点

帰りの橋の上から、牝豹発見!一匹がトイレ方向に消える。(かおりんのブログで知ったけど、ここでの5分がDNFの命取りに)

優雅な船

さほど強く吹いていない、半島の南側の海

給水所のくず箱の設置がなかったので、このポイントでのカップ捨ては仕方がないか。ここ以外の給水所では、ボランティアの人がゴミ袋を広げて、何人もが待ち構えていたので、みんな(周囲は遅いランナー)ちゃんと、ゴミ袋にカップを入れていた。

海に向かっての下り。ここは気持ちよかったな〜。前が空いていたので、思いっきりWSを楽しむ。キロ4分40秒くらいで。(その後は、ちゃんと写真を撮ったりして、併走グループ付近まで戻る)

毘沙門トンネルの入口付近に、故障ランナー発見! 急いで「救護班です、大丈夫ですか?」と尋ねると、10人中9人までが「ありがとうございます、大丈夫です」と答えてくれちゃって。
新米救護ランナーとしての救護モチベーションが、ちょっと下がってしまう時期もあったけど。明らかに足がつったような選手には、「塩飴」を差し出したり、立ち止まってストレッチしている選手には、「スプレーありますよ」とサロメチールエアゾールを差し出したりしたけど、やっぱり、選手は大丈夫ですと、走り出すのだった。
考えようによっては、ボクが声を掛けたことによって、新たな闘志が芽生えて走り出せるようになったともいえるので、ちゃんと救護ランナーとしての役割を果たせたのではないかな〜と。


剣崎のループ状の急な登り(最大の難関)を終えて、金田湾へ向かう下り坂。下り坂なのに、海からの強風にあおられて、前に進めない。吹き上げられる感じ。(特にレインコートを着ていた選手は)

19km地点くらいから、歩き始める選手多数。ボクが併走を担当している時間帯は、時間内にやっとゴールできるくらいの選手達だったので、ボクも大丈夫ですか、スプレーありますよ、と声をかけまくる。

あと1kmの表示の後は、沿道応援も熱を帯びてくる。マイクアナウンスで、「あと何分で道路規制を解除しま〜す」の声が響く。

それを聞いて、状況を判断して最後のがんばりをする選手と、その意味が分からない(または、分かっても足が動かない)のでそのままのペースで走り続ける選手と、ハッキリ分かれるのがおもしろかった。

フィニッシュ地点

ゴールしてからフィニッシュ地点を振り返る。今回はラストスパートもしなかったので、ゴールしてから今まで走ってきたコースに向かって、御礼のお辞儀が出来たのが、自分でもうれしかった。

大根、Tシャツの引換所は、砂浜の上。強風が体感温度を下げまくる。さぶ〜

そうそう、この大会はホノルルマラソンと提携していて、完走者の中で3名が次回のホノルルマラソンに招待されるという抽選会があるのだった。

表彰式が始まったけど、あまりにも寒いので、その後に行われる抽選結果を聞かずして更衣場に急いだ。

今回の公式(グロス)タイムは、2時間14分51秒と記録されたが、この走りの6分後に走っている選手はDNFになるという事実が、もっと早く分かっていれば、もう少し違った応援や鼓舞の方法があったのではないかと、思ったけども後の祭り。
次に救護ランナーになる機会のために、しっかり覚えておこう。寒かったけど、結果として体調を崩すことなく無事に救護ランナーを務められたのは、いい経験だったと思う。
レース後、活動報告に行くと薄謝としてQUOカードもいただいた。ぺこり。
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今日の走り21.3km 月間走行距離=54km。